体や髪の毛の事をもっと知ろう!クセ毛の原因ってなんだろう・・・?クセ毛にも種類がある!?

体や肌・頭皮・髪の毛の事をもっと知ろう

クセ毛で悩んでいる方は多いのではないのでしょうか?

しかし、自分がどんなクセ毛なの実はよく知らない・・・

とにかく直毛でないのは間違いない!!

という事だけはハッキリしている!!

という方が多いと思います!!

髪のうねりは人種により主な形状が異なる。
人種によるウネリ・髪質の違い

白色人種

白色人種

 

髪の断面は楕円形が多く、波打つようなウネリが特徴の波状毛が多い。

頭髪の本数も約14万本と、黄色人種に比べると多いが、髪の太さは約0.06mmと細い。

毛髪内部のコルテックスの比率が黄色人種と異なり、髪が濡れるとウェーブが出やすい。

黒色人種

黒色人種

 

髪の断面は白色人種よりも細い楕円をしており、縮毛になりやすい。

これは進化の過程で強い陽射しから頭部を守る為に髪が縮れたとも言われています。
髪が縮れる事で隙間から空気を入れて頭皮の温度を抑える働きもあります。

ウネリが強いので毛髪の量が多く感じますが、髪の本数や太さの平均は白色人種と同じです。

黄色人種

黄色人種

 

直毛の割合が他の人種と比べると多いが、黄色人種だけで比較すると程度の違いはあるにしても、7割以上が髪にクセを持っている。

髪質は白色人種・黒色人種と比べると太く硬い、髪の量は約10万本と少ない。

髪の断面は円形が多く、直毛に近い緩やかなウネリを持つ髪質が多い。 毛髪内部に撥水性のコルテックスが多い為、髪が乾くとウェーブが出やすい。

人種により髪の毛も実は違う事がわかります。

今回は黄色人種の日本人のクセ毛がどういう物なのかのお話をしていきたいと思います!!

70%以上がクセ毛の日本人!クセ毛の種類

クセ毛は基本的に、生まれつき(遺伝的に)直毛でない毛髪のことを言う。

クセ毛は主に4種類に分けられる。ただし、ひとりの毛髪でも、

クセが混在していたり、全体としては直毛であっても、部分的にクセが存在しているなど、その状態はさまざま。

直毛

直毛

表面が滑らかな曲面で、断面が正円形。

波状毛

波状毛

波状毛とは日本人を始めアジア系に最も多いタイプのクセ毛です。

大きくうねりを描いたり、ゆらゆらと波打っている。

大きなウェーブや小さなウェーブなど様々なパターンがあります。

くせはそれ程強くない為、ブローする事で簡単に伸ばす事もでき、

ストレートヘアよりもスタイリングが楽なパターンもあります。

断面は楕円形。

捻転毛

捻転毛

コイル状にねじれているタイプのクセ毛。

波打つようなクセではないので、

ぱっと見ただけではクセ毛だと気がつかない場合もあります。
ストレートパーマの掛かりが悪いですが、ロングヘアにする事で、

髪の重みを利用しストレートに近づける事が可能です。

連珠毛連珠毛

数珠が連なったような形状。

髪の太さが一定ではなく、凸凹感がある。

切れやすい髪です。
縮毛矯正やストレートパーマをかけると、

髪の細い部分が熱に耐え切れず切れてしまう事もあります。
ヘアカラー等の髪へ負担の掛かる事も避けた方がよいクセ毛です

縮毛

縮毛

もっとも深刻なクセ毛。毛髪が縮れた状態になっている。

黒人に多く、チリチリに縮れネジレており、

髪のウネリが細かく強いくせ毛です。
まれに螺旋状になっている場合もあります。

日本人とクセ毛

親・直毛×直毛     生まれてくる子供・直毛97%

直毛×波状毛       直毛70%、波状毛29%

直毛×縮毛       直毛60%、縮毛24%

波状毛×波状毛       波状毛86%、直毛14%

クセ毛の原因

毛球が「いびつ」「ひずみ」「小さい」など、

毛髪が角化する部分が変形していることで、毛髪断面が楕円形やひずんだ形になり、クセ毛になる

また、加齢やダメージにより、クセが出てきたり、クセが強くなることがある。

毛球が「いびつ」「ひずみ」「小さい」

毛髪の角化する部分が楕円形になっていることで、毛髪断面が楕円形やひずみにある。

毛経指数・・・直毛100(毛髪の長経と短径の比率で、数値が小さいほど楕円が大きい)

  • 日本人・・・75~85
  • 黒人・・・50~60
  • 白人・・・62~72

加齢・ダメージ

弾力が弱くなることにより

直毛⇒クセがでてくる クセ毛⇒クセが強くなる

クセ毛と水分

クセ毛と水分の関係は大きく3種類に分けられる

  • 湿度が高い時や水に濡れている時にクセが出てくる「シスチン結合の影響が大きいクセ」
  • 乾燥している時にクセが出てくる「水素結合の影響が大きいクセ」
  • 湿度が高い時やウエット時のクセがドライ時にさらに強くなる「シスチン結合と水素結合の両方に影響しているクセ」

クセ毛のタイプ

  1. ウエット時にクセが出る=シスチン結合の影響が大きくクセ
  2. 乾燥している時に出る=水素結合の影響が大きいクセ
  3. ウエット時のクセが、乾燥時にさらに強くなる=シスチン結合と水素結合の両方の影響が大きいクセ

ドライ時

  1. シスチン結合の影響よりも水素結合の影響が強く、ドライ時は比較的クセが伸びる
  2. 水素結合の影響がシスチン結合の影響より強いため、ドライ時にクセが出る
  3. シスチン結合と水素結合の影響が出てきてクセが強く出る

湿気の高い時

  1. 湿気により、水素結合の一部が切断され、水素結合の影響が減少する事で、シスチン結合の影響が強くなり、クセが出てくる
  2. 湿気により、水素結合の一部が切断され、水素結合の影響が弱くなり、シスチン結合の影響の方が強くなり、クセが弱くなる
  3. 湿気により、水素結合の一部が切断され、水素結合の影響が弱くなるが、シスチン結合の影響でクセが出る

ウエット時

  1. ウエットにすることで、さらに水素結合が切断され、水素結合の影響が減少。シスチン結合の影響が強くなり、クセが強く出る
  2. ウエットにすることで、さらに水素結合が切断され、水素結合が弱くなる。一方、シスチン結合の影響が強くなり、クセが伸びる
  3. ウエットにすることで、さらに水素結合が切断され、水素結合が弱くなるが、シスチン結合の影響でクセが強く出る

どうしたらクセが出ないようにできるのか?

日頃のケアでクセを弱くすることもできます!

しかし、これはクセの種類にもよります・・・

何もしない事でクセが出ているのか?

乾いている時なのか?

濡れている時なのか?

まず自分のクセはどういった時なのかを知る事で、何をしたら最善かが分かってきます!!

縮毛矯正をしなくても良い場合もあれば、縮毛矯正をする方が良い場合もあります!!

はたまた、カットの技術不足で跳ねたり、広がったり、収まらなかったり・・・

それが原因でクセが出ているように見えてしまう事だってあります!!

まずは自分の髪質を知りましょう!!!

 

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